初心者のための聴いてまねする英会話
50代、60代からのやさしい英語教材

音声ペンでらくらくおとなの英会話 タッチ&トライ
音声ペンでらくらくおとなの英会話タッチ&トライ

監修のことば

東京大学教授 山本史郎

まずはリスニング

英語の4つの技能(聞く・話す・読む・書く)のうち、特に初学者にとって重要なのは「聞く」(リスニング)です。赤ちゃんが言葉を覚える際にも、両親の言葉を十分に耳からインプットした上で、「話す」(スピーキング)という段階に進化していきますよね。私自身も、日々、意識的にリスニングによる大量のインプットを心がけています。

大昔は、リスニング用の教材と言えば「レコード」でした。もちろん、最近では「CD」が主流ですし、MP3形式の音声データをダウンロードして活用するケースも増えてきています。また、インターネット上で配信される動画を使ったリスニング学習なども、一般的になってきています。

昔とは違って、かなり「手軽」にリスニング素材を入手できる環境が整っていると言えますが、どのようなメディアを使っても、これまでにどうしても解決できなかった大きな「ストレス」があります。それは「聞くための準備」というストレスです。

CDがついた学習教材を用いて学習する場合を考えてみましょう。CDを使うには、当然CDプレイヤーが必要になります。光学ドライブがついているパソコンでも構いませんが、いずれにしても「本を学習しているのに、わざわざCDを再生する環境を用意する」という大きな手間がかかることには変わりません。インターネットの動画学習にしても、「ネット環境」と「パソコン」がなくては話になりません。

また、CD教材を使った学習の大きな盲点の1つは、「頭出し」の手間です。CDの場合、聞きたいトラックにたどり着くためには、毎回そのトラックの「頭出し」を行わなければなりません。MP3の場合も、似たような手間が避けられません。これに対して、音声ペン教材なら、聞きたいところにペンをかざすだけで、簡単に頭出しができます。ストレスなしに、その英文をマスターするまで何度でも繰り返し再生が可能です。

ある編集者の方から、こんな話を聞いたことがあります。その方は英会話やTOEICなどの本の編集をしているのですが、古書店に行って、ご自身の担当書籍をチェックすると、驚くほど多くの本が「CDの封が切られていない」状態なのだそうです。もちろん、ほとんど読まずに売ってしまった人もいるのでしょうが、CDをわざわざ取り出して使うことを「めんどくさい」と感じている人が多いことの何よりの証拠ではないでしょうか。

音声ペンの特長

本教材を用いて学習する際には、「音声ペン」という語学学習に最適なツールを使用します。このペンでテキストに触れるだけで音声を再生できるので、「いつでもどこでも」手軽に学習を進めることが可能です。ペンで触って音声を出し、再生された模範の音声を聞き、その真似をしながら発音するという「T.L.S.システム」(T.L.S.=Touch, Listen and Speak)によって、スピーキングの能力を効果的にブラッシュアップしていくことができます。このシンプルなシステムなら、きっと誰でも継続的に学習を進められるでしょう。今度こそは挫折しないで、英会話力を鍛えられるはずです!

この「音声ペン」教材の場合、「本とペン」だけあれば、いつでもどこでも学習が可能です。メインテキストより一回り小さい持ち歩き用の「付属手帳」も用意されているので、電車の中や会社の昼休みなどといったスキマ時間を効果的に活用できます。

なお、本教材のメインテキストは、「はじめての英会話編」「海外旅行編」「おもてなし編」の3分冊になっています。基本の英会話スキルを向上させたい人は「はじめての英会話編」、海外旅行に備えたい人は「海外旅行編」、海外からのお客様へのおもてなしスキルをアップするには「おもてなし編」と、各自のニーズに合わせて、お好きなところから自由に学習に取り組んでください。

その他の特長

「メインテキスト(3冊)」と「音声ペン」の他、『音声ペンでらくらく おとなの英会話 Touch & Try』には、「書き込み式練習帳」および「付属手帳」も用意されています。

「書き込み式練習帳」は、メインテキストで学習した内容を、効率よく定着させるために活用できます。英語を覚えるには、耳から聞くトレーニングの他、実際に紙などに書いて、手を動かしながら学習するのが効果的です。もちろん、ライティング力の向上も大いに期待できます。練習帳には、自然なイントネーションを身につけるための補助記号入りのスキットがついていますので、音声面でもさらなるレベルアップを図れます。

「付属手帳」には、メインテキストのスキットがすべて収載されています。付属手帳と音声ペンを使うことで、メインテキストで学習した内容を、いつでもどこでも復習できます。

本教材のもう1つの「売り」が、「DJナビ」というコーナーです。メインテキストおよび付属手帳に収載されている「DJナビ」は、一流のバイリンガルナレーターによるDJ風の音声による解説です。ラジオの英会話講座を楽しむような感覚で、表現の確認や発音のワンポイントなどを学習することができます。

■ 監修者 山本史郎 プロフィール

東京大学教授、翻訳家。

研究分野はイギリス文化一般、特に19・20世紀の小説、イギリスの短編小説、イギリス演劇、アーサー王伝説、イギリス海軍史等。その他に、翻訳論、翻訳の実践、物語論、大学における英語教育、文学研究におけるコンピュータ利用などにも深い関心がある。

J.R.R トールキン(『ホビット』)、ローズマリ・サトクリフ(『アーサー王と円卓の騎士』)、L.M.モンゴメリ(『赤毛のアン』)などの翻訳で知られる。

主な著書に、『東大の教室で「赤毛のアン」を読む』(東京大学出版会)、『名作英文学を読み直す』(講談社選書メチエ)、『東大講義で学ぶ英語パーフェクトリーディング』(DHC)などがある。

TOP